「お願いします……更夜様」
「サヨまでお世話になっているのに」
夜も遅く暗い部屋で、平伏している男女がいた。
女の手の中には赤子がおり、気持ち良さそうに眠っている。
ここ、霊魂の世界、弐では現世の常識はほぼなく、先祖の霊などが生きている人間の心に住んでいた。
「こんな夜遅くに産んだばかりの赤子を連れてくるとは、ユリ、体は大丈夫なのか」
銀髪の青年、更夜はメガネを着物の袖で拭い、ゆっくりかけた。
右目は長い銀の髪で隠れ、見えない。
「わたくしは……問題ありません」
「平伏はするな。お前達は寝ている時のみ、この世界に来れる。時間がない。手短に話せ」
更夜は男の方に目を向ける。
「お前が話せ。何をしている。嫁に話させるな。ユリは子を産んだばかりだろう? 望月深夜(しんや)、望月家の男ならしっかりしろ」
「も、もうしわけありません……。実は……その」
深夜と呼ばれた男は小さくなりながらうつむいた。
「深夜、お前がしっかりしないでどうする」
「はい。ユリの手に抱かれている赤ちゃんなのですが、双子の片割れで、もう亡くなっております。双子のもう片方は元気です。それで、きれいな魂のままなので、このまま弐の世界でエネルギーになり消化されるものと思いましたが、サヨ同様にこちらの世界に存在しております。サヨは健全で産まれ、後に平和を守るシステム『K』に変わりましたが、この子は……」
深夜は更夜の鋭い目に萎縮し、さらに声が小さくなる。
「わかった。その子はもう死んでいるのか。負の感情を持っていないならエネルギーとして弐の世界に吸い取られ、新しく作り替えられるはずだな。それがなく、今も弐に存在しているか。では、人では……ないな」
更夜は頭を抱え、ユリに近づく。ユリは涙を浮かべて子を抱きしめた。
「……辛いよな、心配するな。俺が……育ててやる。サヨも人ではない故、おそらくどこかで年齢が止まる。サヨに関しては俺も手伝う。受け入れてやってくれ」
「……はい」
ユリは嗚咽を漏らしながら、更夜に赤子を渡した。
更夜は慣れた手つきで赤子をあやす。
「かわいい子ではないか。女か?」
「はい」
「名は?」
「決めておりません」
ユリの代わりに深夜が答えた。
「では、俺が決めても?」
「ええ、お願いします」
深夜はせつなげに赤子を見、頭を下げた。
「夜の名をつけるのは望月に縛られる感じで俺は嫌いだ。お前も俊也とサヨに夜をつけたくなかったのだろう? だから、わざと字を変えた。それでいい。俺も名前を変えよう。夜ではなく、輝かしい月にする。本で読んだ月の女神、『ルナ』だ」「ルナ、良い名です」
深夜がそう言った刹那、二人の体が透け始めた。
「ああ、もう時間か。目覚める時間だな。彼女は……大切に育てる。また、夢を見た時、会いに来い。いつでも待っている。ルナのことはサヨから聞くといい」
「ありがとう……ございます」
更夜は光に包まれ、透けていく二人を黙って見つめていた。
更夜にルナと名前をつけられた少女は母がいなくなった途端に泣き出した。
「心配するな、俺がお前の親だ。俺の顔が怖いか。すまない、こういう顔なんだ」
更夜は一晩中ルナをあやし、朝、サヨにミルクを持って来させてルナを育て始めた。
戦国時代にはなかった哺乳瓶やオムツに苦戦しつつ、人間の赤子と同じように世話をする。
「ああ、俺は自分の娘も育てられていないのに赤子を育てられるのか」
更夜がそうつぶやいた時、眠っていたルナが泣き始めた。
「悪かった。お前は育てる。だから泣くな……」
「おじいちゃん、超ルナに甘くない?」
幼さが残る十歳のサヨが愉快に笑いながら更夜を見ていた。
「サヨ、マシュマロをそんなに食べるな、もうすぐ夕飯だぞ」
「夕飯って、おじいちゃん作れるの?」
サヨはマシュマロを口に含みながら、更夜を仰ぐ。
「ああ、ルナを少し見ていてくれ、その間に作る。マシュマロを食事にはするな。わかったな?」
「わ、わかりました」
更夜に睨まれ、マシュマロを慌てて片付けたサヨはルナを抱っこし、あやし始めた。
「では、俺は飯を作る。寂しかったら台所に来ても良いぞ。しかし、お前は現世の家には戻らんのか」
「おじいちゃんといる方が楽しい! じゃあ、おじいちゃんのごはん作ってるの眺めてるね~!」
更夜は軽く微笑むと、サヨの頭を優しく撫でた。
更夜は緑茶をゆっくり飲んでいた。
あれからだいぶん時間が経ったような気がする。
四百年ほど生きたのに、この五年間のが長い時間に感じた。
ルナは順調に成長している。
……気がつくと、ずいぶん大きくなった。もうルナは五歳に。
更夜はぼんやりそんな事を思いながら、隣で数字の勉強をしているルナを見た。
「えー……いち、に、さん……よん……おじいちゃん! これは何?」
ルナが紙に書いてある「六」の数字を指差し、無邪気に更夜を仰ぐ。
「『ろく』だ。お前は賢いな。漢字も覚えたのか」
「うん!」
「おやつの時間にするか? ルナ、今は何時かな?」
更夜はサヨが持ってきたデジタル時計をルナの前に置く。
「んん……十時十分?」
「正解だ。おやつは何にする?」
「じゃがいもー!」
ルナは元気に手を上げて答えた。
「じゃがいも……。ルナはじゃがいもが好きだな。では、揚げたじゃがいもにしよう。ああ、何て言うんだったか」
「ふれんちふらーい!」
「……ああ、フレンチフライか」
更夜がルナを撫でていると、おやつと聞いてサヨがやってきた。
「フライドポテトじゃね?」
「まあ、なんでもよい。サヨ、宿題は終わったのか?」
「てか、教材自体全部終わっちゃってやることないー。ほら、見てよ」
サヨは愉快そうに笑いながら、百点に近いテストを沢山出してくる。サヨは昔から秀才で、点数を落とした事がない。
「そうだな、お前は昔から賢いんだ。そんなに頑張らずとも良いが。別に悪い点数だからとお前を叩くわけじゃない」
「まあ、こういうの、ハマるとやっちゃうんだよねー。パズルみたいで楽しくて。たぶん、おじいちゃんが一緒に勉強してくれてたのがデカイかもしれない」
サヨは数学の教材をめくりながらはにかんだ。
「ああ、あのわけわからんアルファベットの数式を使うやつは戦国生まれの俺にはなかなかキツかったぞ……。では、フレンチフライを作ってくる」
「フランスのハエだったりして……」
サヨが笑い、更夜が振り返り、睨む。
「俺をからかっているつもりなのだろうが、英語は得意だ。お前のおかげでな。フレンチフライズだな」
「あはは……」
サヨが苦笑いを浮かべ、ルナが更夜の手を握る。
「おじいちゃん! ルナ、台所のお椅子に座ってる!」
「ああ、油ははねるから俺の側にはよるなよ」
更夜はルナを連れて台所へと向かった。
更夜が台所でじゃがいもを細く切っているところでルナが我慢できずに更夜に尋ねた。
「まだぁ?」
「今、揚げるから待ってろ」
更夜は背中ごしに穏やかに言う。
ルナが更夜の背中を見ながら、ため息をついた時、突然にルナの瞳に電子数字が流れ、時間を巻き戻す方法、早送りする方法の情報が頭に入ってきた。
……何?
時間を早送りにできる……?
ルナは早くおやつを食べたくて、この謎な現象に戸惑うわけもなく、力を使ってしまった。
時計の陣が足元に現れ、ルナは更夜に向かい『早送りの鎖』を投げる。
刹那、更夜がルナに気がつき、驚いた顔で振り返った。
「る、ルナっ!」
更夜の鋭い声でルナは首を縮めて驚き、力を使うのをやめた。
「お前……まさか」
「お、おじいちゃん?」
「時神の力を使ったのか?」
更夜に尋ねられ、ルナは困惑した顔をする。
「え? よくわからない」
「そうか、お前は……時神」
更夜はできあがったフライドポテトを皿に盛り、ルナの前に置いた。
「いただきま……」
「待て」
おやつを食べようとしたルナを更夜は鋭く止めた。
「え?」
「ルナ、お前は時神のようだ。今初めて力を使ったようだが、今後、許可なしに使ってはいけない。この力はお前が世界を知ってから使うべきだ」
「……わかんない」
ルナは目の前のおやつに目を移しながら更夜に言う。
「とりあえず、使わぬようにするんだ、わかったな?」
「うん、わかったー! じゃあ……」
ルナがおやつに手を伸ばしたので、更夜はルナの手を軽く叩いた。
「ちゃんとわかったのか?」
更夜の鋭い声にルナは体を震わせ、頷く。
「もう一度言う。この力は使うな。わかったか?」
「……はい。わかりました……」
ルナは目に涙を浮かべ、おやつを見つつ、頭を下げた。
「ほら、冷める、食べなさい」
「わーい!」
ルナは揚げたてのポテトを満面の笑みで食べ始めた。
「サヨを呼んでくる」
「うん!」
更夜に返事をしたルナは、更夜が何を怒っていたのか、理解できていなかった。
五歳の時、時神の力をなぜか持ってしまったルナは、更夜に内緒で力を使い始める。
「巻き戻せる、早送りができる! すごい!」
ルナは時神になってしまったようで、死後の世界から現世に出られるようになっていた。
ルナがそれに気がついたのは力を使えた翌日。
知らずの内に現世への扉の作り方を知っていた。別の世界に憧れていたルナは高ぶる気持ちのまま、現世へ入った。
しかし、現世ではルナの姿が見える人間はいなかった。
ルナは不思議に思いながらあちらこちらを歩く。
ふと、どこかの家でルナにそっくりな女の子がお庭でボール遊びをしていた。そっくりというか、全く同じ顔だ。
「ルナ、ごはんの時間だよー!」
「はーい!」
女の子はお母さんだと思われる女に呼ばれ、家に帰っていった。
ルナは目を見開き、首を傾げる。
「ルナはここにいるのに……。あの子もルナなの?」
ルナはなんだかつまらなくなり、小石を蹴った。
「……ん?」
小石を蹴った先で、うずくまっている猫がいた。猫は日が当たるあたたかな場所で眠るように死んでいた。
「ネコさん、動かないなあ。死んじゃってるの? あ! そうだ、ルナが」
ルナは更夜との約束を忘れ、猫に『巻き戻しの鎖』を巻く。
「巻き戻してあげるね」
ルナは、死後の世界に産まれた時から存在しているため、生死がまるでわかっていなかった。
力の制御ができないルナは猫を子猫まで戻してしまう。
「これでよし! また動けるねー!」
猫は弐の世界から突然、現世に戻され、戸惑いながら鳴いていた。ルナは喜んでいると思い、満足げに頷く。
「さて、次は……ん?」
ルナの頭にまた情報が流れ始めた。言葉は理解できないのに、なぜかやり方だけが完璧にわかる。
「時間ていし? 時間を止められるの?」
ルナはいたずらっ子のように笑うと時間停止を使ってみた。
風に流れる葉が空中で止まったまま動かない。先程の猫も鳴いたまま止まっていた。飛んでいた虫も羽が動かないまま空中で静止している。
「ほんとだ! ルナ以外止まってる!」
ルナは感動しながら、時間停止を解く。再び猫が鳴き、虫は飛んでいき、葉はルナの足元に落ちた。
「なにこれ、すごいおもしろいっ!」
ルナは笑いながら道を駆けた。
自分の時間を早送りし、すごい速さで走り、飛んでいる虫を早送りして動きを楽しみ、時間停止をして人間の鞄から物を盗ってみたり、無邪気に色々とやった。
気がつくと夕日が出ていたが、ルナはもう少し遊びたいと思った。そして、巻き戻しの力を使い、昼に戻そうとしてしまった。
しかし、こういう力を使うには神力という力を使う。それがわからなかったルナは、朝からずっと力を使ってしまい、神力の限界がきていた。
「ああ、なんだろ。眠くなってきちゃった……」
ルナは動く気力がなくなり、誰かの家の塀の近くでうずくまる。
「ルナ! いた! 良かった……。何していたの!? おじいちゃんが探していたよ! おじいちゃんはあの世界から出られないからあたしがこっちを探していたの!」
寝る寸前でサヨの声が響いた。
「え? あ、おねーちゃん?」
「バカ! あんた、ヤバイことしていたんじゃない? おじいちゃん、カンカンに怒っていたよ! あんたは知らないだろうけど、おじいちゃんは怒るとめっちゃ怖いんだから! とにかく帰るよ」
「……じゃ、じゃあ……全部巻き戻すから待って……」
ルナの言葉を聞いたサヨは蒼白になった。
「そう……あんた、一番やっちゃダメな事をしたんだ」
「うーん……眠い」
ルナはそのまま気絶するように眠った。
気がつくと、ルナは布団の中だった。横には更夜がおり、心配そうにルナを見ていた。
「あれ? おじいちゃん」
「……大丈夫か」
「うん、大丈夫だけど」
ルナの言葉を聞いた更夜はゆっくり立ち上がった。そして、一言言った。
「俺との約束は覚えていたか?」
更夜の突き刺さるような雰囲気にルナは肩を震わせて小さくつぶやいた。
「やくそく……力を使わない」
「そうだ、なぜ破った」
「な、なんでって……」
「なぜ破ったか聞いている」
更夜の声が鋭くなっていく。
「ルナ、俺が言った約束の意味がわからなかったようだな。お前はまだ小さい。わからなくても仕方がない。だから、今から教える」
「え……」
「こちらに来なさい」
更夜はルナの手を引き、廊下に出た。ルナは不安げに更夜の背中を見上げる。
廊下の壁にサヨが寄りかかっていた。サヨは更夜に怯え、目を伏せる。
更夜はルナをお仕置き部屋に連れていくと、正座させた。
「いいか、今からわかりやすく教える」
「……ん?」
「ルナ、返事は『はい』だ」
更夜はルナの手を叩き、言葉を直させる。
「は、はい」
「早送り、巻き戻し、時間停止がなぜ、やってはいけないか、教える」
「な、なんで知って……」
「なんで知っているか? お前が行った世界の時神から聞いたんだ」
「……?」
ルナは不思議そうに目を見開いた。
「説明不足だった。すまんな、ルナ。すべて話す。わからないところは聞くんだ。わかったな?」
更夜に言われ、ルナは頷く。
「ルナ、返事をしなさい」
「は、はい」
ルナは更夜に手を叩かれ、目に涙を浮かべてうつむいた。
「こちらの世界の他に、お前が行った世界がある。その世界には時の神が住んでいて、時間が狂わないよう守っている。お前は守っていたものを壊すという事をしたんだ。向こうの時神に迷惑がかかった。……神が世界をいじるとな、世界が滅ぶんだ。つまりなくなる」
更夜はルナの両手を握り、目を見て話す。ルナは更夜から目を離せずに更夜の話を黙って聞いていた。
「で、でも……ネコさんは元気になったよ」
「ルナ、あの猫はもう寿命だったんだ。あちらの世界で死ぬと肉体は残るが、心はこちらに来る。こちらで自由に駆け回れるんだ。お前はな、こちらで楽しそうに駆けて遊んでいた猫を赤子に戻し、もう去るはずだったあの世界にまた戻したんだ。猫は喜んではいないぞ。戸惑い、泣いていたんだ」
更夜の言葉を聞いたルナは初めて目に涙を浮かべた。
「……ルナ、知らなかった」
「ああ、知らなかったな。知らない事は悪い事じゃない」
更夜はルナの頭を優しく撫でる。
「約束を破ってはいけないことがわからなかったなら、俺に聞けば良かったんだ」
「わからなかった……」
ルナはうつむいた。
「ルナ、反省できたか? 反省したなら『ごめんなさい』だぞ」
更夜に促され、ルナは頭を下げ、あやまった。
「ごめんなさい」
「さて、では今後忘れぬよう、ケジメをつけようか」
「ケジメ?」
ルナは目に涙を浮かべ、更夜を見上げた。
「ああ、破ってはいけない約束を破ったから、厳しくお仕置きをするということだ」
「おしおき……?」
ルナが首を傾げた刹那、更夜の雰囲気が変わった。刺々しい刺すような恐怖がルナを襲う。
「やっ……」
ルナは怖がり、逃げようとするが、更夜はそれを許さず、ルナを睨み付けた。
「ここはお仕置き部屋だ。ルールは逃げてはいけない、それだけだ。サヨはちゃんと守るぞ? 下に履いているものをすべて脱ぎ、膝に来なさい。今からお尻百叩きのお仕置きだ。お仕置きを受けないならば、俺はお前を許さん」
「そんな……ルナは知らなかっただけだよ! 知らなかったの!」
ルナは泣きながら言い訳を並べた。
「知らなかったのは仕方がない。だが、お前がやったことは重い」
「で、でも!」
ルナがさらに言い訳を追加しようとした刹那、更夜が自身の腿を思い切り叩いた。
「言い訳ばかりするな!」
「ひっ」
「やってしまったのは仕方がない。だが、子供だろうがなんだろうが、責任はとらねばならない。お前はサヨとは違う! 世界を破壊できる力を持っているんだぞ!」
「そんなの知らないよ!」
ルナは泣き叫び、更夜は息を吐くと、ルナに目線を合わせた。
「今、知ったはずだ。もう一度言う。お前は世界を破壊できる力を持っている」
「知らない! 知らない!」
「いい加減にしろ!」
更夜は言うことを聞かないルナを無理やり膝に乗せ、ズボンと下着を乱暴におろし、ルナのお尻を手加減なしに叩き始めた。
「大人しく来なかった故、五回追加だ、ルナ!」
「痛い! あう……ごめんなさい! 痛ぁい!」
ルナの泣き声と謝罪、お尻を叩く音が廊下にも響いていた。
ルナの泣き声と容赦ない平手の音を聞き、サヨは怯える。
「痛いんだよね。おじいちゃんの本気のお尻百叩きは……。ルナ、初めてか。これで懲りたらやらなくなるかな。ルナがやったことは確かにヤバイ。アヤがなんとかしたから高天原に知られずに済んだけど、見つかったら、誰かが責任をとらなきゃだしね」
サヨは静かにお仕置き部屋から離れた。ここから更夜とルナはすれ違っていく事となる。
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