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今回は黒日です!

黒尾side

チビちゃんと付き合い始めて早くも2ヶ月。今日は、宮城からわざわざチビちゃんが東京まで遊びに来てくれた。(もちろん泊まりで)

駅まで迎えにいくと、ちょうど改札口からチビちゃんが出てきたところだった。しばらくキョロキョロと辺りを見回して、俺に気づくとエメラルド色のワンピースをゆらめかせ近づいてきた。

日「久しぶり!鉄郎さん!」

お決まりのパターン。俺と会うと必ず名前で呼んでくれる。だから俺も

黒「待ってたよ翔陽。」

って言ってやる。そうすると「私も~!」と言いながら抱きついてくる。

周りの男共が羨ましそうにこちらをチラチラと見てくる。

黒「(見ていてもやらねぇし)」

ちょっとどや顔をしてから、俺は翔陽と手をつなぎ、歩き始めた。だが、歩き始めたと同時にそこら中の俗に言うカップルたちから、視線を浴びた。(居心地悪っ)

そんな事は知らないとでも言うように、日向は俺の腕にしがみついてきた。他の女にこんな事されたら、「このクソ暑い日にまとわりつくんじゃねぇよ……」って言っちまいそう。

でも、翔陽がするのなら別に暑いとか何も感じない。俺は、翔陽の頭を撫でた。すると、「ヘヘッ!」と嬉しそうな笑顔を向けられた。

翔陽はまるで、「猫」 だな。

ハイキューWhere stories live. Discover now